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人生の失敗2~ニュースキンのネットワークビジネスで典型的な失敗例となる編~

前回、人生で最初の失敗、100万円の詐欺被害に遭う編を書きました。

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つづいてはニュースキンのネットワークビジネスで典型的な失敗例となる編です。

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詐欺被害に懲りずニュースキンのネットワークビジネスにハマる、そして失敗例の見本に・・・

自己啓発・ビジネスに興味を持った頃、ニュースキンのネットワークビジネスに出会う

100万円の詐欺に遭ったのは、確か26歳頃だったでしょうか。

新卒から4年ほど働き、理想と現実のギャップに苦しみ、副業での成功を求めて行動した結果の失敗でした。

今思えば成果報酬で弁護士に依頼するとか、何かだまし取られたお金を取り返す手も打てたと思うのですが。

そこは世間知らずの若造。ザ・情報弱者だった私。そんなことを考える頭もなく、いわゆる泣き寝入り状態

 

そもそも安易に結果を求め、楽して稼ごうと思ったが故にまんまと詐欺に引っかかったところがあったわけで、自分でも反省がありました。

これは、高い勉強代と考えて、以後の自分を戒めよう・・・

ということで、プログラマを続けて少ない給料からコツコツ残った借金を返し続けます。

 

同時にこの頃、とある本に出会い、自分の人生観が変わり始めます。

働けど働けど希望が見えなくなる現実に嫌気が差していた自分にとって、人生のターニングポイントとなる出会いでした。

本の影響によって変わり始めた自分に、さらに相乗効果もたらす出会いもありました。

職場のプロジェクトメンバーとして出会った、明らかに周りと違うレベルで物事を考えている非常に優秀な同い年の同僚との出会いでした。

 

私はこの時地元の田舎にいたのですが、正直自分は田舎にコンプレックスを持っていました。

こんな田舎では最先端の仕事はできないし、人並みの生活で満足するしかないんだよなという偏見、思い込みを持っていました。

しかし、本や同僚の影響で、こんな田舎でも自分の意識次第で人生はいくらでも変わる・好転していくと思うようになります。

自己啓発本やビジネス書を読み漁るようになり、日に日に自分がアップデートされていく感覚を覚えました。

 

そんな矢先、職場の先輩から私へ忠告が。

職場のKさんが、何やら最近怪しいセミナーに周りの人を誘いまくっているらしく、君も誘われるかもしれないから気をつけろと。

そして案の定、私もセミナーの勧誘を受けることに。

で、忠告を受けてはいたものの、セミナーに行くことにしたんですね。

これがニュースキンのネットワークビジネスの勧誘だったというわけです。

 

ニュースキンのネットワークビジネスのセミナーに勧誘され、見事術中にハマる

まだまだ当時はネットワークビジネス自体も知られていなかったように思いますが

今はネットワークビジネスも広く知れ渡り、会社も膨大な数になりました。

私のように30代半ばくらいの年齢の人は、むしろ何にも誘われたことがないという人のほうが珍しいんじゃないかと。

なので、ネットワークビジネスがどういうものかということについては割愛します。

 

どのように誘われて、なぜ忠告を受けつつもセミナーに行ったのか、今となっては記憶が曖昧なのですが

Kさんが信頼できる人だったということと、前述のとおり本を沢山読み始め、丁度私がビジネスの話などに興味を持っていたということが大きかったように思います。

とりあえずは聞いてみようという感じだったかと。

 

一応、ある程度の警戒心を持ってセミナーに参加したのですが、そこは詐欺に自分から突っ込んでいく逸材の私。

スピーカーのあまりの技術に翻弄され、最終的には完全に話にのめり込み、ネットワークビジネスの術中にハマります

 

こんなすごいビジネスがあるなんて!!!

てかこれ聞いてやらない人なんているんですか!?

やるしかないっしょ!!!

 

という感じで、完全に洗脳されるのでした。

 

 

ちなみに、なぜ簡単にネットワークビジネスを始めたかというと、ロバート・キヨサキの本の影響も大きかったです。

 

ロバート・キヨサキといえば、もう超有名ですよね。

成功してビジネス書を出版している人の本で、著者が大きな影響を受けた本として、ロバート・キヨサキの

「金持ち父さん、貧乏父さん」

「キャッシュフロークワドラント」

が大体出てきます。

それほどまでに成功するためのお金についての考え方の基礎になる本だということでしょう。

 

そんな世の中のあらゆる人に大きな影響を与えているベストセラー本を出しているロバート・キヨサキが、「仮に今一文無しからスタートするとしたら何をするか?」という問いに、「ネットワークビジネスをやる」と答えているんですね。

ネットワークビジネスは、本当に素晴らしいものなんだと言っています。

その本がこちら。

  

当時はネットワークビジネスというと胡散臭さがプンプンあって、怪しいと思われることが多かったと思いますが

個人的にはこの本で「ロバート・キヨサキがネットワークビジネスのことを良いものと言っているんだから良いものだろ!」という認識をしていたわけです。

 

まぁ、この本もKさんから紹介されて、そういった説明を受けて、その通りですね!という流れなんですけどね・・・

 

ネットワークビジネスにハマり、友人から心配されるという典型的な失敗例となる

さて、そんな形でニュースキンのディストリビューターとなり、ネットワークビジネスを始めた私。

 

まずはとにかくセミナー、イベントに参加しまくって、学ぶべし!

意識、考え方を変えるべし!

という教えのもと、ひたすらにセミナーとイベントに参加していきます。

 

そして

「自分は今すごいことを学んでいる・・・」

「これを知らない人に全力で教えてやる・・・」

とメラメラと心の炎を燃やし、ギラギラな目で自分の価値観を押し付けるディストリビューターへと変貌していきます。

 

今なら冷静に、客観的に過去の自分を考えることができますが、話を受けたほうからしたら本当にいい迷惑だったと思います。。

 

私はまず家族(母親、姉、妹)を呼び出し

「お金を沢山稼ぐには、やっぱり会社員で生きていくだけではダメなんだ!」

「お金持ちになるためにはお金持ちになる思考が大事なんだ!」

「このビジネスであれば、成功してお金持ちになれる!」

「俺はこれからこのビジネスで生きていく。協力してくれ!!!」

といった内容の話を伝えました。

 

母親、妹の反応としては、反対をする感じではなく

どちらかというと「やるのは勝手だけど、変なことはするなよ」みたいなスタンスだったと思います。

 

ただ姉はというと、話をし始めた段階から顔をしかめ

「そんな話なら聞きたくないわ!」

と吐き捨て話の場から出ていってしまいました。

 

出ていく姉に

「そんな頭ごなしな考え方をしてるから金を稼げないんだよ!!」

みたいなことを言った記憶があります。

 

今思うと、自分、なんて奴でしょう・・・という感じですね。。

自分こそ頭ごなしなディストリビューターの風上にもおけないやつでした。

 

こんな調子で周りの友人、職場の人、元バイト先の社長などなど様々な人に声をかけていきました。

結果は案の定

ネットワークビジネスで友達をなくす典型的な失敗例

となったのでした。

 

結局自分の下に代理店は1人も作れなかったような・・・

過去の嫌だった・辛い記憶って、人間って忘れてしまうようにできているから、この辺正直あんまり詳しく覚えてないのですよね(笑)

 

ただ明確に覚えていることは、長く学生生活の部活で同じ時間を過ごした同い年の友人に

「最近ユートが怪しい勧誘とかしてて、あいつ大丈夫なのかって話を聞いたんだけど、大丈夫?」

という話を聞いたときはさすがにショックでした。

 

こちらとしては真剣だし、良かれと思ってしていた行動でしたからね。

 

その時、彼女(後に結婚した、今の妻)がおりまして、彼女にも声をかけてセミナーに参加してもらったことがありました。

後に

「事前の説明がほとんどなくて、とにかく来なよみたいな感じだったのが嫌だった。怖かった。」

という旨の話も聞きました。

 

幸い私はその時声をかけた人達と絶縁することはなく、今も仲良くやっていますが

場合によっては大切な周りの友達をなくす・絶縁しかねないのがネットワークビジネスの怖いところですね。

ネットワークビジネスに初めて取り組む皆さんは、気を付けましょう。

 

ネットワークビジネスで失敗例となった自分が考える成功法

ネットワークビジネスにおいて典型的な大失敗をした私が、自分なりに考えてみた成功法があります。

それは、あまり熱くなりすぎず、ガチガチにやるのではなくて上手くいかなくてもよい副業として、自然体でやるという形です。

こうすれば、うまくいくのではないかなーなんて今は思っています。

 

まずそもそも、ほとんどのネットワークビジネスでは代理店の権利を維持するために毎月お金を支払う必要があります。

安い給料から今まで支払うことがなかった毎月1万円とか2万円のお金を支払い続けるという状態が、その人の自然体からほど遠いと思うんですね。

この負担・歪みが思考・行動を過激化させ、強引な勧誘を行う引き金になり、誘われた人に嫌な思いをさせ、負の連鎖を生むのではないかと。

 

負担があって、その負担がビジネスの儲けより大きいから代理店ビジネスを辞めるということになるわけで

例えばこの毎月の負担が0に近いのであれば、ビジネスをやろうがやるまいが痛手もないので勧誘も自然体でできると思うんですよね。

まぁ、そうなると何もやらなくてもよいので永遠と行動しないという人も出てきて、それがいいのか悪いのかという話はありそうですが。

 

そういったわけで、私の場合は熱くなりすぎて周りを心配させ、結局成果も出ず辞めることになりました。

 

副業のみならず本業でもチャレンジするが・・・!?「ベンチャー企業へ転職するもメリットを感じられず」編へ

続いては、ベンチャー企業へ転職するもメリットを感じられず編です。

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